あづま食品について
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幅広い世代に親しまれた味のつくり手であること
あづま食品は納豆一筋74年、丁寧なものづくりで真摯に納豆を製造してきました。そうしてつくり続けてきた納豆は幅広い世代に親しまれ、食卓を彩っています。「給食で食べていた当時は、あづま食品がつくっている納豆だとは知らなかったけれど、就職活動をしている際、『あの時の納豆をつくっている会社なのか』と思った」と口にする社員も多く、知名度の高さも強みの一つです。また、多くの人に親しまれる商品を生み出す会社で働くことも、やりがいに繋がっています。
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DX推進による生産現場と働き方の大きな変化
3年前よりICTを導入し、社内全体でDXを推進しました。工場内の無線LAN設置やタブレット導入、営業社員一人一人への専用パソコン支給などを実施したことで、各部署間のデータ共有と連携が容易になり、無駄のない生産計画の構築や生産効率の向上、さらには社員が疲弊しない働き方改革にもつながり、社員からの反響も大きいです。
たとえば、工場内で機械を修理した際、以前は何をどう修理したかが具体的に伝わらないこともありましたが、タブレットの導入により写真での情報共有が可能になりました。また、日々蓄積したデータから修理の全体件数や動向を把握できるため、メンテナンス担当責任者が、「○○年頃に不具合が出るかもしれない」など、予想を立てやすくなりました。
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先輩後輩の信頼関係と温かな社風
「分からないことがある場合は、答えをいきなり求めるのではなく、まず自分で考えてもらう。自分で考えた結果が正しいのか、確認を求めるようにしています」。ある先輩社員は、後輩が一人立ちできるよう、このような指導をしています。後輩の受け取り方によっては突き放されたように感じるかもしれませんが、この先輩の思いを後輩たちはしっかり汲み取っています。
「分からないことがあり聞きに行った時もすぐに答えを言わず、考え方のアドバイスをくれます。そうすることで次に、応用することができるんです。自分の成長に繋がる教育の仕方をしてくださっています」と話す後輩社員。このような信頼関係が、働きやすさを生み出しています。
また、DX推進によるデジタル機器の導入に伴い、機器の操作が不慣れな年配社員に対しては、若手スタッフが操作方法を教えるなど、世代を超えた交流も生まれています。